日々子どもたちに接していると
「できないことができるように」なった場面に遭遇することがあります。

その時の子どもったらもう!!達成感や高揚感で瞳を輝かせ、最高の笑顔を見せてくれるのです。

しかし、それと同時に「できたことによって新たな見方」ができるようになり、今までできていたことが「できなくなったり、やらなくなったりする」ケースも見受けられます。

子どもの内面には新たにできるようになったことを発揮したいと思う気持ちと、それに対する不安や葛藤といった矛盾した気持ちが混在するのでしょう。

表面的な姿ばかりに目を奪われることなく子どもの願い、本当の思いというものをくみ取ってあげたいと常々思っています。

また、例えどのような姿であったとしても、それが子ども一人ひとりの育ちの過程だと認識し、やがて子ども自らが世界を広げていくためのきっかけや気づきを保護者の皆様や保育者と一緒に発見できたらとても嬉しく思いますし、それを励みに日々精進しているところです。

子どもたちや保護者の皆様、保育者と共に成長し、よりよい社会づくりに貢献していきたいと思っていますのでよろしくお願いいたします。

大代保育園 園長 鈴木慶祐